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アプリプロモーションには欠かせない事前登録 — Apple Search Adsの事前登録活用術

2021.06.09

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アプリプロモーションには欠かせない事前登録 — Apple Search Adsの事前登録活用術

Apple Search Ads(ASA)を皆さまにフル活用していただくため、これまでいくつかの記事をお届けしてきましたが、これまで触れていなかった『ゲームアプリの予約期間での配信』についてまとめてみたいと思います。

App StoreやGoogle Playにて、アプリの予約注文(事前登録)のサービスが提供され始めたのはもう数年以上前のこと。現在ではゲームアプリのマーケティングにおいて、欠かせない存在となっています。

予約注文や事前登録は、各ストアで行われるだけでなく、ティザーサイトを使ったプロモーションにて展開されていることも多い状況。しかし、アプリリリース前の集客方法の1つに、『Apple Search Adsにおけるアプリ予約注文の配信』という手段があることは、意外に知られていない印象があります。

これまでアプリリリース後の配信についてさまざまな内容を紹介させて頂きましたが、それらとも照らし合わせて参照頂けると、なおのこと効果が表れることでしょう。是非、参考にして頂ければと思います。

Apple Search Adsにおけるアプリ予約注文の仕組み

まずは、アプリ予約注文の配信仕組みについておさらいします。

おおよその配信方法や仕組みはアプリリリース時と同じであり、広告が配信される枠も変わりませんが、「広告」マークの右側に「予約注文」と表記されることになります。(Search Tabで表示される際には、「広告」の下にずれてしまっていますね)

このように、見た目はリリース済みのアプリの広告が配信される際と、ほぼ同等の形となっており、5月にリリースされた新たな広告枠である「Search Tab」に対しても配信が可能となっています。

しかし、実際に配信をする上では、1点異なる部分があります。

それは、予約注文キャンペーンを配信中は、実際の予約数がASA管理画面上では確認できないという点です。(アプリがリリースされた後に、ASA管理画面上に順次CVデータが反映されます)

つまり、通常のアプリダウンロードを促進するための広告であれば、ダウンロード数がCVとして計測されるため、広告がどれほどダウンロードに結びついたのかが分かる形になっています。そのため、実際に発生したCV(DL)数や、それに基づくダウンロード単価をもとに、キャンペーンの最適化の調整を行うことが可能となります。

一方で、予約注文キャンペーンの場合は、リアルタイムでどれぐらいの予約数が発生しているかが確認できないため、目標となる獲得単価に想定のCVRを当てて目標CPTを設定し、それをもとに配信と最適化の調整を行うことになります。

そのため、獲得したい予約数や獲得単価に応じて適切な目標CPT値を設定することが重要となるのです。

ティザーサイトを使ったキャンペーンと何が違うの??

上記の配信方法に関する内容だけを見ると、効果が見えづらく扱いにくいメニューであるように見えるかもしれません。そのため、次項ではティザーサイトを使って集客する場合と比較をし、予約注文キャンペーンのメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。

ティザーサイト

<メリット>
 ・CPAベースでの配信が可能
 ・サイト上で豊富な情報提供が可能
 ・配信先が広い
<デメリット>
 ・予約→インストールの転換率が読みづらい
 ・アプリインストールまでに離脱ポイントが多い

App Store

<メリット>
 ・App Store訪問者への直接的な訴求が可能
 ・登録フローがシンプルで最短
 ・予約登録→インストール率が100%!
  (※リリース後、ユーザーに通知。自動的にダウンロードされます)
<デメリット>
 ・予約数がリアルタイムで把握できない。
 (リリース後は予約からのCV数の確認が可能)
 ・配信先が限定的

上記のように、それぞれメリットとデメリットがありますが、バランスよく補い合っている感じにも思えます。それゆえ、予算規模や配信目的に応じて使い分けたり、組み合わせを変えたりするなどし活用されるのが良いかと考えます。

なお、組み合わせの活用方法の一つとして、ディスプレイ広告経由でバナーや動画を配信し、ティザーサイトを挟まず、クリックしたユーザーを直接App Storeに遷移させる手法も存在します。これは一見、双方の良いとこどりの配信方法のように見え、また多くのユーザーに「幅広く配信」するメリットもあるのですが、「CV数の確認はできない」といった条件に加えてアプリの情報が多く省略される配信となります。

そのため弊社では、ティザーサイトを挟み、しっかり情報提供をしながら幅広いユーザーに配信する方法か、アプリを探しているユーザーにダイレクトにアプローチし、しっかりと獲得につなげていくASAかのいずれかにて配信されることを推奨しております。

少し話が逸れてしまいましたが、ティザーサイトを利用した事前キャンペーンとの比較においては、それぞれ一長一短がありますので、それぞれの長所をうまく活用することが重要と言えるでしょう。

ただ、単純な比較だと見えづらい、ASA独自の要素もありますので、そのあたりについても紹介できればと思います。

Apple Search Adsだからこそできること

iOSアプリに強みを持ったASAというサービスだからこそできること、そしてASAで配信するからこそ得られる大きなメリット。それらをうまく活用することで、アプリリリースの前のキャンペーンをより充実したものにすることが可能になります。

具体的には、以下の2点についてご確認ください。

1.事前に効果が良い/親和性が高いキーワードを集めることができる
2.App StoreのスクリーンショットのABテストができる

1.ASAを利用し、アプリのリリース前にさまざまなキーワードで配信をすることで、効果や親和性が高そうなキーワードの目星をつけることが可能になります。予約数はリアルタイムでは確認できないため、CVRを見ることはできませんが、各キーワードのTTR(Tap Through Rate)のデータは取得することは可能です。

またTTRは、予約配信かリリース後配信かを問わず、ASAでの配信全般において重要な指標となります。そのためリリース前の段階でTTRの実績値を得ることは、リリース後の配信を有利に進めることにつながります。事前に集めておいた有望なキーワードを優先的に配信したり、配信当初から高めの入札単価を設定したりすることで、アプリリリース直後、ASA配信開始直後からより効率が良い配信を行うことができるでしょう。

特に、ASAの配信において、UNICORNのように機械学習を行うプラットフォームを利用する場合には、キーワード毎のデータ学習の時間を短縮することになり、より短時間で最適化をかけていくことにつながります。
また、ASAの配信においてだけではなく、App Store内のアプリ情報として登録しているメタキーワードの参考にしたり、その他の配信メニューで使用するクリエイティブに活用したりするなど、付随的な使い方もすることが可能となります。

2.ASAにおいて任意のスクリーンショットを設定し、配信をすることができる機能。この機能は以前に紹介をさせて頂きましたが、それを予約注文キャンペーンの配信時にも活用することで、適切な効果を出すスクリーンショットについてのデータを取得することが可能となります。

アプリリリース後の配信において、この機能を使ってスクリーンショットを改善していくことも重要ですが、リリース前からABテストを行っておくことで、リリース後のキャンペーンの効果を最大化し、より効率が良い配信を行いつつ、スタートダッシュを決めることができるでしょう。

予約配信はリリース予定のアプリを認知してもらうことや、予約段階から興味を示してくれるような熱量の高いユーザーを獲得できるなどといったメリットがあります。それに加え、上記のようなASAならではの部分を活用することで、さらにリリース後のキャンペーンにおいてより良い結果をもたらすことにつながるのです。

以上、今回はゲームアプリのリリース前の時期におけるASAの活用について、仕組みの概要からティザーサイトでのキャンペーンとの比較、そしてASAでの配信だからこそできることについてまとめさせて頂きました。
最後に紹介した「ASAだからこそできること」の項目は、これまであまり意識されてこなかった部分かもしれません。ぜひ、副次的な活用方法も含めてご検討ください。

リリース前の施策は、紹介した方法以外にも多くのパターンやキャンペーン、配信方法が存在します。皆さまに合った施策をご検討、ご実施頂き、より良い効果や結果に繋がれば幸いです。

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