お客さまの期待を裏切らない。「器用貧乏」の私が選んだ「掛け算」のキャリア戦略 – 上松緋里 –

UNICORNで働く社員一人ひとりにフォーカスを当て、どんなキャリアを経て、いま何を信じて働いているのかを、それぞれの言葉で語ってもらう「Career Story」。
今回フォーカスをするのは、協業先に常駐しながらブランド領域で着実に成果を積み重ね、UNICORNの上半期全社会議で目標達成や組織貢献を表彰するRISING STAR賞を獲得した上松緋里さんです。
小学生時代のダンス、海外留学体験、デジタルマーケティング代理店のキャリアを経てUNICORNへ。自身を「器用貧乏なバランス型」と分析する彼女が、なぜ「掛け算」で勝負することを選んだのか。「とりあえずやってみる」精神とお客さまへの責任感を武器に、20代で幅広い知識を身につけながら成長し続ける彼女の価値観と未来への想いを、等身大の言葉で語ります。
海外留学で見つけた「繋がり」の価値
神奈川県で生まれ育った私は、小学3年生から20歳まで、約10年間ダンスに打ち込んでいました。某大手ダンススクールに通い、ヒップホップやジャズを中心に、かなりスパルタな環境で練習に励む日々。ダンスの世界でプロを目指したいという気持ちはありつつも、高校生になる頃には、厳しい世界だということも肌で感じていました。
当時はまだインフルエンサーという概念もなく、「漠然とダンサーになれたらいいな」と思いつつも、現実的に「難しいかもしれない」という考えも持っていたんです。
私は3人兄弟の末っ子で、兄弟はみんな勉強もちゃんとやっていました。なので、ダンス一本でいくよりも、「大学くらいは行こうかな」と考えるように。20歳でダンスを辞めたのは、もうやりきったという気持ちと、ちょうどオーストラリアへの留学の話が出てきたタイミングが重なったからでした。

最初は1ヶ月の短期留学だったのですが、現地で素晴らしいホストファミリーや友達と出会えて。「1ヶ月でもう一生会わないかもしれない」と思うと、すごくもったいないなと感じたんです。だから1年後、同じ場所にワーキングホリデーで戻りました。珍しいですよね(笑)
このオーストラリアでの経験がきっかけとなり、年功序列で堅い大手企業よりも、もっと自由に動けるベンチャー的な環境で働きたいと思うようになったんです。今でも2年に1回くらいは、オーストラリアのホストファミリーに会いに行っていますね。一度築いた繋がりを大切にする、という私の価値観は、この経験から来ているのかもしれません。
新卒時代に学んだ「期待に応え続ける」ということ

新卒で入社した会社は、中小企業向けのデジタルマーケティング代理店でした。最初は検索広告から入って、そこからアップセルでいろんなクリエイティブ提案をしたり、LP制作やSNS広告を提案したり。ウェブの基礎から、エクセルの使い方、レポート作成まで、本当に基礎的なことを全部学ばせてもらいました。
特に印象に残っているのは、毎月の定例会議です。獲得案件だったので、お客さまと毎月必ず会って、新しい提案や改善案を出し続ける。短期間でパッとやるのではなく、長期的にお客さまとの関係を築いていく。そこで準備の大切さや、継続的にお客さまの期待に応え続けることの意味を学びました。
でも、2年半ほど働く中で、だんだん課題も感じるようになったんです。「ここにいていいのかな」という気持ちが強くなって。もっと成長したい、営業力をつけたい、英語も使いたい。そんな思いから転職を考え始めました。
30代や40代になってから新しいことをやるのは難しそうだから、今のうちに色々吸収したい。独身で自由に動けるうちは、とにかく成長し続けたいと思ったんです。
「20代はもう少し挑戦したい」UNICORNを選んだ理由
転職活動では、実は最後までUNICORNと迷っている事業会社がありました。事業会社側も魅力的でしたが、「もう落ち着いて安泰で、ここから転職しない」というイメージがあって。20代はもう少し挑戦してもいいかなと思ったんです。
UNICORNなら認知領域の知識もつけられるし、担当するお客さまの規模も大きくなって経験や人脈も広がるのではないか。そう思えたのも入社の決め手となりました。
実際に社員に会ってみると、みんなすごく優しくて。損得なく、ちゃんとまっすぐに接してくれる方が多いなと感じました。

現在の仕事は、代理店向けの営業です。代理店の方が「じゃあどのメディアを使おうか」とプランニングする時に、「UNICORNを入れてくれませんか」という提案をしています。常に動いている案件は大体5、6件で、提案段階のものを含めると10件くらいは同時に進行していますね。
今は週のほとんどを協業先のオフィスに常駐させてもらっています。お客さんと一緒のフロアで働いている感じです。新鮮で本当に楽しいですね。代理店の方々と距離も近くなるし、日々たくさんの発見がある環境でありがたいです。
仕事で大切にしている2つのこと
仕事で大切にしていることが2つあります。
1つは「食わず嫌いをしないこと」。たとえばアポ取りなど「無視されたら嫌だな」と思う時があっても、とりあえずやってみる。という気持ちを大事にしています。
もう1つは「お客さまの期待を裏切らないこと」。クライアントワークでは、これが1番重要だと思っています。一旦もらった案件は絶対最後までやりきりますよ、ということは常に代理店側にも伝えています。一回でも途中で投げ出してしまったら、そういう印象がついてしまいますから。
今年の上期で特に嬉しかったのは、とある大手食品メーカーの案件でした。
食品メーカーはあまりUNICORNのようなDSPを使わない傾向があるのですが、その中でも比較的新しいYouTubeコンテキストのメニューで大型予算を獲得できたんです。既存のDSPメニューは既にかなりのアカウントがあったので、新しいメニューで今まで開けられなかったアカウントとクライアントを開拓しようと考え、上期はYouTube中心で戦略的に動いていました。
そうした活動が評価されて、UNICORNの上半期全社会議では目標達成や組織貢献を表彰する「RISING STAR賞」をいただくことができました!
先ほどの食品メーカーの案件だけでなく、外資系アカウントの開拓や他大手代理店商流の案件の拡大にも貢献したことで「多岐にわたる功績を評価」と言っていただけた時は、入社1年半でもこんな風に認めてもらえるなんて、本当に嬉しかったです。
もちろん周りの先輩方やチームメンバーのサポートがあってこそです。協業先に常駐させてもらい、新しい環境で挑戦する機会をもらえたことで結果に繋がったと感じています。

「器用貧乏」だからこその掛け算戦略
一方で周りからは「突破型」と思われがちですが、個人的には「器用貧乏」だと思ってます。。大体のことは一通りできるけど、圧倒的な1番は取れない。でもなんとなく常に上位にはいる、そんなバランス型だと自分でも思っています。
だからこそ、私は「掛け算」を意識しています。何かで日本一になるのは叶わないと思っているので、デジタルの知識もあって、英語もできて、いろんな幅広い知識があれば、どこでも使えるかなと。20代以降のキャリアを考える時、「幅広く知識がある人になりたい」と思っているのは、そういう理由からです。
負けず嫌いでもないけれど、負け試合も好きじゃない。でも人と比較して燃えるタイプでもないんです。
むしろ、「爆発的に売り上げが取れそう」とか、「私だから相談してるよ」と言ってもらえる時にやりがいを感じます。信頼してもらった分は、絶対に返そうと思うんです。
営業として数字を追うことにやりがいを感じるようになったのは、UNICORNに入ってからかもしれません。「私って何を求められているんだろう」と考えた時に、営業だから1番評価されるのは数字なんだろうなと理解してからは、すごく動きやすくなりました。求められていることが明確になれば、それをモチベーションにできるんです。
30代に向けて描く未来と、一緒に働きたい人

これから30代に向けて、もっとデジタル全般の知識をつけたいと思っています。英語ももっと上達させたい。今はビジネス英語も使えるようになってきましたが、まだまだネイティブレベルには程遠いですし、難しい言葉を避けてしまうこともあります。
UNICORNで一緒に働きたいのは、社内外問わずしっかりとコミュニケーションがとれて、積極的にいろんなことにチャレンジできる人ですね。安定志向も大切ですが、どちらかというと自走しつつ自分で考えながら動ける人が合うと思います。
食わず嫌いはしない、まずは挑戦してみる。そして信頼してもらった分は必ず返す。
この2つを大切にしながら、これからも掛け算で勝負できる人材になっていきたいです。そしてRISING STAR賞をいただいたからこそ、次はもっと高い目標に挑戦していきたいと思っています。